今回も釜山までの移動は、KTXを利用した。チケットは、ソウル駅で『A’REX』から地下鉄に乗り換える途中にあるカウンターで、ついでに買った。この辺は相変わらず便利である。
『KTX-山川』は、韓国で独自開発したオリジナル車両だ。KTXは初期の導入時こそ、フランスTGVの技術で運行していたが、遂に韓国も、高速鉄道をオリジナルで走らせているのだ。
しかし、『山川-サンチョン』(韓国では川魚の『ヤマメ』の意味)とは、何というネーミングなのだろう。
先頭車両のデザインがヤマメに似ているから、らしいが日本式の漢字読みで『やまかわ』はあまりカッコ良くない気がするんだけれど。
韓国語で『サンチョン』の響きはどうなんだろう?単純に『KTX-Ⅱ』の方がカッコ良い気がするんだけど。
今回は、一般車に乗車したが、TGVベースのKTXより居住性はアップしていた。しかし、Yajioは乗ったら直ぐに寝てしまったので実はあんまり覚えていないのだ。
ただ今回、久しぶりにKTXに乗って気づいたのだが、自動改札気が完全に無くなっていたのだ。
前回、東大邱から釜山まで乗った時は、確か改札で検札はしなかったが、自動改札機はまだ設置してあった。
一昔前、セマウル号の時代は、自分の乗車する列車ごとに改札が開き、有人で検札してから、やっとホームに出られた。
それが今では乗り降り、全てオープン、ご自由にどうぞ、私共は、お客様を信頼しておりますから状態。この変わりようは何なんだ。
確かにヨーロッパには信用乗車方式といって、多いらしいが、韓国でKYXがこれを採用するなんて。
単に、『自動改札機の運用に失敗しただけなんじゃない』、と思うのはYajioの偏見か?それとも民族の信用度やマナーは日本を遥かに上回ったのか?
しかし、KTXのような遠隔地へ高速で、大量輸送の出来る交通機関では、セキュリティーチックの為にも改札は必要だろう。まして、この国は今でも戦争中だぞ。テロとか心配じゃないの?
だが、日本に帰ってきてから知ったが『KTX-山川』自体が危険らしい。
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