再び夏のの韓国

 2004.8.13 今年の夏もまた韓国に来ている。Yajioの勤めている会社では未だにお盆休みなるものが有る。夏休みは既に7月に10日間取ってしまったのでこのお盆休みは有難い。
 せっかく4日間の休みがあるのだから何処か旅にでよう。丁度、今年で賞味期限の切れるマイレージもある事だし。
 
 さて、何処に行く?こんな時は迷わず韓国だ。日本では近頃、韓流といって物凄い韓国ブームで韓国の映画、ドラマ等が沢山日本に入ってきている。
 
 もちろん韓国のアイドルやムビースター等、人の行き来も盛んだ。Yajioが最初に韓国に行ったころはまだビザが必要だったが、今では気軽に週末の金曜日の夜に行って日曜に帰ってくるなんて事も楽に出来る。本当に韓国は近くなったのだ。と言うわけで、2004年8月は韓国に決定。

旅の準備

 しかし勝手に盛り上がってしまったが、飛行機の座席はあるのか?どうも日本人は未だにお盆休みに集中して人が動く。だからこの時期は旅行代金もべらぼうに高いのた。それをYajioはタダの飛行機で行こうと言うのだからちょと、ずうずうしすぎるか?

 その前に、そんなほっといても満席になるような時期にマイレージで乗れる枠などあるのだろうか?どっちにしても急いで調べたほうが良さそうだ。JALのサイトで検索してみる。
 Yajioの希望日は8月13日だ。あった!それも沢山ある。なぜだ、韓流は終わったのか?どうでも良いがYajioにとってはラッキーだった。

 しかも最近できた羽田発の午前便があるではないか、これに決めた。成田は遠くてだめだ。その点、羽田は便利だ。しかし!なんと残席が1つだ。Yajioの旅行はいつも連れとセットになっているので席は2つなければ。どうする?

 JALに電話して何時ものダダをこねてキャンセル待ちでも入れてもらうか?しかし時期が時期だし。どうせ目的地が同じソウルなら別々の飛行機でも良いか?それとも、まだ他の選択もいっぱいあるし違う便にするか?色々迷ったが今日中に決めたほうがよいと言う事でこれに決めた。


行き

午前

成田発 ソウル行き

帰り

午後

プサン発 成田行き


 また朝の早い飛行機だがその分、向こうでの時間が増えると思えば良しとしよう。それにYajio達には奥の手がある。
 それは【JALクーポン】
これを使って前日に成田のホテルに泊まればどんなに朝早くたって問題ない。
 
 こんどはホテルの手配だ。今回もソウル、プサンの二都市を周るのでそれぞれ手配する。更にプサンでは海雲台(ヘウンデ)に1泊しようと思うのでホテルは三ヶ所に予約を入れる。
 
 前回から韓国でのホテルの手配は【ソウルナビ、プサンナビ】にお願いすることにした。しかし、ソウルナビでお願いしたレックスホテルの空きが無い。
 別にレックスホテルにこだわっている訳ではないのだが(はっきり言って小さなビジネスホテルだ)とにかくレックスは立地が抜群に良いのだ。今回のような忙しい旅には打って付のホテルなのだ。
 
 どうしようか?ソウルの専門店のソウルナビでないのなら他のホテルにしようか?でもひょっとしたらと思い直接ホテルに電話してみた。もちろんYajioはハングル等話せんので、日本語オンリー。それでも大丈夫相手はチャンと理解してくれる。さすが、日本人の利用客が多いレックスだ。
 
 そしてYajioの希望日は、これも全く問題なくとれた。しかもディスカウント価格で。今までソウルに行くのにツアーに申し込んだり、旅行社に頼んだりと面度くさくてしかも高かったのだが、何てこと無い全て自分でやれば簡単で安くすむんじゃないの。そのくらいソウルは身近になったのだ。

今回のホテル
(全て1万円以下ウインズ成田はタダ)

日程

都市

ホテル

クラス

ロケーション

前日

成田

ウインズ成田

 

エアポート

1日目

ソウル

ホテルレックス

一級

南山ビュー

2日目

プサン

フェニックスホテル

一級

ハーバービュー

3日目

ヘンウデ

リベラホテル

一級

かろうじて
シーサイドビュー


出発そして到着

 今回も前日にウインズ成田に泊まった。部屋も前回と同じ最上階のエアポートビューだ。これで明日の早朝の便でも楽にチェツクインできる。
 
 そしてソウルは飛行機に乗ればアッというまについてしまう。酔っ払ってる時間などないぞ!!インチョン空港は先月来たばかりだが、その時はトランスファーで空港の外には出なかった。でもこの空港はデカクて広いんだけど、とても分かりやすく出来ている。
 
 まずはソウル駅に行って明日のプサン行きのチケットを確保しなければならない。ソウル市街に行くには空港からだとバスが便利だ。
 
 今回は事前に一々調べて行かなかったし資料も持って行かなかったが、飛行機を降りたら、迷わず『ウォン』に両替をして外のバス乗り場に出て、これも当たり前にチケットを買ってバスに乗り込んだ。Yajioにとってソウルはもう自分の縄張りのようなもんだ。
 
 しかしバスに乗って市街に入ると、やけにアッチ、コッチ停まる。確かソウル駅まではノンストップで着くはずだ。そういえばあれだけ込み合っていた車内も何時の間にかガラガラになってしまった。時間からしてもそろそろ着く頃だ。
 そしてとうとう次のバス亭で皆降りてしまって、新たに沢山の人が乗り込んで来る。『まずい!!』Yajioはドライバーに尋ねる。

『あのーソウル駅は?』
『ハ~アッ?』
『ですからYajioは、ソウル駅に行きたいんですけど』
『それだったら、ここだ』

『しかし、ここは例のレンガの建物がありませんけど』
『ここで良いって言ってんだろ!ここいらは俺の縄張りだ!』

 ドライバーにそう言われてYajio達は仕方なくそこで降りた。そして通りを右に曲がると、なんとあのレンガの建物が有った。
 ヤッパリ、ソウルはYajioの縄張りじゃなくてあのドライバーの物だったのか。でも、なぜYajioは、バスを間違えたのか?確かにソウル駅までの直通バスは有るのだ。そもそも、どうしてあのバスを選んだのか?わからない。


今回、乗った市内までのバス。
しかし、本来ならソウル駅まで
ノンストップのリムジンバスがある。
乗り場は4A10Aだ。

このバス市内まで約1時間で
着くのだが、この通り座席は広く
フットレストまで着いている。
料金も700ウォンと格安だ。

ソウル駅はまるで変わってしまった。
あのレンガの建物も残っているが
新しいソウル駅は、前面ガラス張りだ。


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