YAJIO'S DOOR

清涼里駅から出発

清涼里駅

清涼里駅

 6回目の韓国、今回は春川(チュンチョン)に行く。なぜ春川なのか。それはタッカルビを食べに行きたかったから。しかし春川のタッカルビも昔ほどではないと、なんかに書いてあった。
 でもYajioは行く。まず何時も通りインターネットで格安のソウルツアーを探す。毎回明洞なので今回は江南にした。

 仕事を3時頃引き上げて6時過ぎ位の飛行機でソウルに。大体9時位にはソウルに着く。今回はユナイテッドバケーションを利用した。

 現地の係りのお姉さんに明日の春川行きを話したら、週末なのでチケットが取れないかもしれないから、今日中にゲットした方が良いと言われた。
 そして彼女は親切にも一緒に、清涼里(チョンニャンリ)駅のチケット売場まで付き合ってくれた。
 
 案の定、希望した時間は立ち席しか無く、一本早いムグンファ号にする事にした。次の日は、朝早かったのでタクシーで清涼里駅まで行きビールやつまみ(ソウルでは何時もスルメ)仕入れて列車に乗り込む。この列車も座席はかなりゆったりしている。春川まで1時間半、ソウルから丁度良い日帰り旅行だ。


春川にて

春川駅

春川駅

 終点の春川駅に着いた。改札を出ると何んも無い。
『ホントこれが春川、何にも無いじゃん』
 これから先はどうする。目の前に路線バスが止まっている。あれに乗り込め。とりあえず『地球の歩き方』を取り出しバスの運転手に、ここに行くかと昭陽湖ページを見せた。
 大丈夫だ行くみたい。我々はこのバスに乗ることにした。30分位で昭陽湖に着いた。

昭陽湖ボート乗り場
 
昭陽湖

 目の前に大きなダムが見える。結構観光客も来ている。しばらく回りを歩いて行くと屋台が沢山出ている。まだ時間が早いのか開店の準備中だ。かなりの数の屋台群を通り抜け突き当たりに船着場が見えた。
 
 ここから船に乗り清平寺(チョンピョンサ)に向かう。船が着いた湖岸から一緒に乗ってきた人達の後について歩く。途中で何やらチケット売場の様な小屋が有る。乗船券の改札か。我々は往復の乗船券を持っているので買う必要はない。しかしそれは乗船券売場ではなかった。この山に入る為の入山券売場だった。

 
『エー金取んのー』
 
 周りの韓国人達も同じ様な表情をしてた。だってどう見ても何も無さそうな所なんだもん。でもここでチケットを買わなければ中に入れない。
 しかたなしにチケットを買って入山する。チケットは三枚綴りで幾らか忘れたけど、それぞれ金額が入っている。とにかく皆の後に付いて歩く。だってここまで来たけど、どこに何が在るかさっぱりわからん。

 清平寺 

清平寺

 目的地は清平寺、『地球の歩き方』に出ていたから。結構沢山の人が降りたはずなのに気が付くと皆、どこかにいなくなって我々がいつの間にか先頭になっていた。
 
 ちょうど日本の奥多摩みたいな所で、ソウルから日帰りのハイキングコースで結構人気のある所みたいだ。渓谷を登っていくと清流が流れ魚も泳いでいる。かなりきつい坂道もあたった。 9月の残暑のきつい日だったが、とても爽やかだった。
 
 途中所々に休憩するお店があって名物の川魚料理が食べられる。中には渓流の上に川床を造っている店もあり、渓流の音と新緑に囲まれながら地酒で一杯できる。地元の人たちはそこで宴会をするのだろう。
 
 やっと清平寺に到着。なんて事ない、人も少ない。さらに奥まで本格的に山に入ってく人もいるのだろうが、我々は来た道を引き返す。
 
 しかし入り口で買った入山券がまだ余っている。いたいどこで使うのか今でも不思議である。行きにはまだ開いていなかった屋台も皆オープンしていた。 
 南大門辺りの屋台は客引きが物凄いが、ここの屋台は客引きなどしていない。我々はこれからタッカルビを食べる予定なので、ここでは何も食べなかった。

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